男性不妊の原因は?
男性不妊の原因は、2種類あります。ひとつは「無精子症」、もうひとつは「精子減少症」です。「精子減少症」は、読んで字の如く精子の数が少ないために妊娠への道は険しいものになります。これは精巣機能に異常が起こっているのが原因です。そして「無精子症」はさらに深刻で射精したにも関わらず射精液の中には精子がまったく入っていない状態のことをいいます。この無精子症は100人に1人の割合なんだそうです。
男性の方は、不妊の原因は女性だけでなく男性にも原因があるんだよと認識しておきましょう。一番良いのは、夫婦で病院に行き一緒に検査をしてもらうことが重要です。
無精子症にも2種類あり、精子がまったく生成されない場合と、精子は生成されているんだけど、精子の通路が塞がれて外に出れない場合があるそうです。前者の場合を「非閉塞性無精子症」、後者の場合は「閉塞性無精子症」となります。
「非閉塞性無精子症」は精子そのものが創りだされないために、非常に深刻な問題です。最悪なことに無精子症の場合の85%が「非閉塞性無精子症」なんだそうです。ただし、最近の医学の進歩により非閉塞性無精子症患者さんの治療法は確立しており4割から5割の確率の精子回収率となっています。通路が塞がれた「閉塞性無精子症」の場合には、バイパスを作ってあげれば自然妊娠も期待できるそうです。
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非閉塞性無精子症は、精子が作られていない状態をいいます。無精子症は非閉塞性無精子症ともう一つ閉塞性無精子症があるが、閉塞性無精子症は精子を押し出す通り道がふさがっている状態をいいます。つまり閉塞性無精子症の場合には、高確率で精巣内精子を回収することができます。しかし、実際に精子が作られているかは手術をしないと分からないんだそうです。ちなみその時の手術料は保険適応外となるために自費診療で30万から5...